「人生の幸福度を上げよう」

有名私大で就職浪人をするも医療業界の一部上場に勤めているサラリーマン。読書が趣味なので、本や経験から得た知見を書いていければと思います。

直感 VS 論理的思考

科学的な適職を読んだまとめになります。

冒頭では世間では正しいとされている事を論文データで示した上で反論しています。

 

今回は、直感は正しいのかどうか

結論としては正しくない。論理的にしっかり考えた方がのちの幸福度が高いことがデータで示されております。

 

よく巷では自分の直感を信じろ!とか、ブルースリーの有名な名言で考えるな!感じろ!とかの影響かもしれませんが、論理的思考より直感が優遇されている状況があるかと思います。この点にも触れていて

 

直感が優位になるには条件がある。

・ルールが決まっている ・フィードバックが得られて何度も練習ができる

 

代表例としてチェスのプロプレイヤーなんかは直感で選んだ選択肢と悩んで考えた選択肢とで違いは見られなかったそうです。

 

ただ、私たちが生きている現代は、前提のルールがコロコロ変わったりするのでしっかり論理的に考えて生きていきましょう!!

 

 

 

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

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お金・給与が上がっても幸せになれないよ。 という話

お金が上がってもそこまで幸福度が上がらない。年収で仕事を選ぶのをやめよう

科学的な適職ではデータでそのように記述しています。

 

年収800万を上限として幸福度が上がらなくなる

 

ということが論文で根拠あるデータとして示されていました。詳細は添付している本を読んでもらえればと思いますが、そこで書かれている理由としては、金額が増えるにつれて激務になることや、お金が増えた幸せの効用は1年ほど続くが1年続くとその状態に慣れてしまい、幸せを感じづらくなるとのこと

これは宝クジで3億円を当てた人もよく言われる話です。

 

またお金のあるなしは相対的な価値観であることが示されています。今話題のゴーン社長であっても上には上の金を持っている人がいるのでその方と比べて、もっとお金が欲しい、もっとお金があればと相対的に感じてしまいます。

 

人生の幸福度をあげるには大きな点が3点あります。人的資本・社会的資本・金融資産

この考えは橘玲さんが提唱されている考えです。

 

今回は金融資産の話を挙げましたが、

金融資産をあげるために他を犠牲にしすぎない方が良いのではないか?と思います。

 

 

 

 

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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好きを仕事にしても幸福度は上がらない

久々の更新です。

転職を検討していまして、転職に関連する本を読み漁りました。

そこで得た知見をここでアウトプットしていこうと思います。

 

まず、衝撃が一番大きかったのがこの

好きを仕事にしても幸福度は上がらない」という話。

好きを仕事にした人とそうでない人を比べた研究が紹介されており、好きを仕事にした人は長続きせず幸福度も上がらなかったという結果が出されています。

とういのも、仕事でも様々な要点が仕事にあり、その一部分が好きということで仕事を選んだ方は他のしなくてはいけない嫌なことに出会ったときに大きいダメージをしてしまうということが書かれていました。

 

例えれば、動物が好きな人が飼育をしたいと言って動物園に就職したものの、お客様の対応等、クレーム対応等がどうしてもあり、その部分がかなり嫌になってしまう。とういうことです。

 

巷では好きを仕事にしないと生産性が上がらない、長続きしない、周りから1つ突き抜けられないという話しか聞いたことがありませんでした。

よくよく考えてみると、この「好きを仕事に」とは成功されてきた事業家等が大きい声を持っているので主観的な意見であることが大半です。

 

そこで著者もこの意見を鵜呑みにして好きを探して、自己分析等にかなり時間を使いました。この自己分析に関してもまとめていこうと思いますが、この科学的な適職では

それを否定することを書かれています。

 

この著者の鈴木祐さんは、メンタリスト ダイゴさんが尊敬されている方で全世界の多くの論文を読まれており、統計的に優位な結果(信じれる根拠)がある ものしか紹介されておりません。

 

 

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方